PCメーカーホームページ評価でNECがトップを獲得

インターネットユーザーによるPCメーカーホームページ評価でNECがトップを獲得

　株式会社BCN（本社：東京都文京区、代表取締役社長　奥田喜久男）の市場調査部門であるBCN総研が行った調査によると、PCメーカーのホームページにおいて、ユーザーから最も高く評価されているのはNEC であった。NECのホームページは、7つある評価項目において、「情報量」、「検索」、「ダウンロード機能」で最も高い評価を得、総合的にトップを獲得した。なお、2位はソニー、3位はアップルという順番になった。（調査概要：調査方法／ホームページ「DailyBCN」でのアンケート調査、調査期間／2000年2月24日～29日、有効回答人数／451人）

 

　回答者には、「情報の質」、「情報量」、「更新サイクル」、「ページデザイン」、「検索」、「ダウンロード機能」、「オンラインショッピング」の7つの評価項目ごとに最も優れていると評価できるメーカーを選択してもらった。
「情報の質」で最も優れているとされたのはソニー。「情報量」ではNECが最も優秀とされた。「更新サイクル」、さらに「ページデザイン」についてはソニーが最も評価が高かった。ただし、「検索」、「ダウンロード機能」ではNECが選ばれ、「オンラインショッピング」ではゲートウェイに軍配が上がった。
　以上の各カテゴリー別の得票数を合計した結果、総合的に最も評価が高かったのはNECであり、2位がソニー、3位がアップルという結果となった。逆に、PCユーザーからの評価が最も低かったのは、シャープであり、ソーテック、松下が続く。
　回答者がPCハードメーカーのホームページに望むコンテンツ、あるいは機能では、「ウェブ上での24時間サポート」、「インタラクティブなやり取りが行える仕組み」、「メール連動型の質問コーナー」など主にサポート関連の要望が多数を占めた。その他には、「店頭での実勢価格の表示」や「旧モデルの情報の掲載」、「（他社の機種との）スペック比較表」など、製品に関する新旧織り交ぜた情報の掲載を望む声も多かった。すべてのPCメーカーのホームページに対する不満点として圧倒的に多かったのは、「ホームページが見にくい」や「どこに何の情報があるのか分かりづらい」といった意見だった。