2000年第1四半期の店頭パソコン販売前年同期比51%増で過去最高の実績を記録−BCN総研調査−
株式会社BCN(本社:東京都文京区、代表取締役社長 奥田喜久男)の市場調査部門であるBCN総研は、2000年第1四半期(1月~3月)の店頭におけるパソコンの販売台数が前年同期比51.1%増と大きく伸長、99年第4四半期をも上回る過去最高の実績となったことを発表した。

2000年第1四半期の店頭でのパソコン販売は、台数ベースで前年同期比51.1%増、金額ベースで同35.3%増と急激に伸長した。対前期比でも台数ベースで19.1%増、金額ベースで同19.7%増と99年第4四半期を上回る過去最高の実績を記録した。
98年第4四半期の実績を基準としたパソコンの販売指数推移にも、パソコン市場が急速に拡大していることが明確にあらわれている。99年第3四半期から伸びはじめ、2000年第1四半期には台数ベースで158.4、金額ベースで137.3と大きく伸長している。
このパソコン市場の急成長の要因としては、99年第3四半期以降、NEC、富士通、日本IBMなどの大手ベンダーが10万円前後の低価格デスクトップを投入、この価格帯のデスクトップパソコンが消費者に認知され、定着してきたことがあげられる。2000年3月のデスクトップの平均価格は、16万652円となっており、この低価格化にインターネット人気の追い風が加わり、デスクトップは販売台数で前年同期比52.2%増と大きく伸びている。
ノートもデスクトップほどではないが、前年同期比49.8%増と二桁の成長を遂げている。ちなみに、99年3月のノートの平均価格は21万3322円となっている。
デスクトップ、ノートともに低価格化のスピードは鈍化しているが、価格面での敷居が低くなったことで、初心者の購入が増えるとともに買い替え需要をも促進させたとみられる。
コンピュータの週刊専門紙である「BCN」(BUSINESSコンピュータニュース)を発行する株式会社コンピュータ・ニュース社は、東名阪のパソコン大手販売会社9社(エイデン、グッドウィル、コンプ100満ボルト、コンプマート、CSKエレクトロニクス=T・ZONE、スタンバイ、ソフマップ、九十九電機、ニノミヤ=50音順)284店舗の日次販売データをデイリーで収集し配信するBCNランキングを公表しています。このデータをもとに、BCNの市場調査部門であるBCN総研ではPCリテール市場の動向分析を行っています。
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