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ネット接続対応携帯電話所有者のうち、接続利用者は26.2%

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インターネット接続サービスに対応した携帯電話所有者のうち、
ネット接続を行なっているのは26.2%


 株式会社BCN(本社:東京都文京区、代表取締役社長 奥田喜久男)の市場調査部門であるBCN総研が6月にホームページ上で行なったアンケート調査によると、携帯電話利用者のうち、iモードに代表される、インターネット接続サービスに対応した携帯電話を所有しているのは約55%、そのうち、実際にインターネット接続サービスを利用しているのは26.2%、という結果となった(男性27.6%、女性23.1%)。また、男女ともに、ホームページの閲覧よりは電子メールの送受信がインターネット接続サービス利用の主流、とのデータも出ている。よく閲覧するサイトとしては、男女ともに「ニュース・情報サイト」(男性48.3%、女性26.1%)、ゲームなど含む「エンターテインメントサイト」(男性23.3%)、女性26.1%)に人気が集中した。

 
図1 携帯電話のインターネット接続サービス対応状況

図1
 
図2 インターネット接続サービス利用状況

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 男性でインターネット接続サービスに対応した携帯電話を使用しているのは57.5%、女性では52.5%となった(図1)。そのうち、男女ともに、iモードとSKYサービスに対応した携帯電話を利用している層のシェアが拮抗している。EZサービスの利用比率はiモード、SKYサービスと比較すると低い。

 インターネット接続サービスに対応した携帯電話利用者を対象に、インターネットサービスの利用状況を聞くと、実際に利用しているのは、男性27.6%、女性23.1%という結果となった。インターネット接続サービスに対応した携帯電話利用者の26.2%がインターネット接続サービスを利用していることになる。なお、このデータからは、男性よりも女性の方がインターネット利用に積極的なこともわかる。

 携帯電話でインターネットを利用している層に、ホームページ閲覧と電子メールの送受信の利用比率を聞いたところ、電子メール利用が80%を占めるとした回答者が男女ともに過半数を超えた(男性52.5%、女性63.6%)。

 携帯電話で閲覧できるホームページの登録数では、1~3サイトが男女ともに約70%となっている。よく閲覧するサイトの内訳をみると、最も人気があるのは、男性では「ニュース・情報サイト」(48.3%)、ゲームなどを含む「エンターテインメントサイト」(23.3%)である。女性でも「ニュース・情報サイト」(26.1%)、「エンターテインメントサイト」(26.1%)の人気が高い。よく活用されるサイトの傾向は男女間で似通っているようだ。だが、女性の場合、「チケット・リビングサイト」(13.0%)、「タウン情報・行政サイト」(13.0%)、「地域情報サイト」(13.0%)を利用する回答者は男性に比べて多くみられた。

 
○調査概要
●期間/6月9日~11日
●有効回答人数/349人
●集計方法/ホームページ「DailyBCN」上でのアンケート
●男女比/「男性」66.6%、「女性」33.4%
●年齢層/「20歳未満」1.7%、「20歳以上30歳未満」28.5%、「30歳以上40歳未満」44.2%、「40歳以上50歳未満」22.0%、「50歳以上」3.6%
●職業/「営業・販売」7.4%、「事務・企画・調査」17.2%、「技術・研究」24.0%、「SE・プログラマー」 9.4%、「教員・講師」3.7%、「医師・弁護士」0.8%、「会社役員」1.2%、「自営業」8.2%、「専業主婦」12.1%、「学生」7.2%、「無職」2.7%、「その他」30.1%
 
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