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「Windows Me」発売初日で16万本を突破

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「Windows Me」発売初日で16万本を突破


 株式会社BCN(本社:東京都文京区、代表取締役社長 奥田喜久男)の市場調査部門であるBCN総研は、9月22日に発売された「Microsoft Windows Millennium Edition」(以下、「Windows Me」)の初日の販売本数(予約分を含む)が16万3000本に達成したとの調査結果を発表した。


 「Windows Me」は、「初心者向けのOS」として、ホームユースに狙いを絞り込んだWindowsの最新バージョン。販売は、9月22日16時から開始され、各販売店でイベントが開催されたが、深夜零時のカウントダウンなどお祭り騒ぎとなった「Windows 95」、「Windows 98」に比べると静かなスタートなった。

 事前の評判では、「目新しい新機能もなく、Windows98のThird Edition的なイメージが強くて、インパクトに欠ける。それほど大きな効果は期待していない」という販売店が多かったが、販売は好調だ。東名阪を中心にした大手パソコン販売店9社(エイデン、CSKエレクトロニクス=T・ZONE.、グッドウィル、コンプ100満ボルト、コンプマート、スタンバイ、ソフマップ、九十九電機、ニノミヤ=50音順)288店舗のPOS販売データ「BCN Market View」をもとにしたBCN総研の調査では、予約を含む店頭売りに、DM、インターネットによる通信販売分を加えた発売初日の推定販売本数は16万3000本となった。

 店頭の担当者によると、「発売時間が16時となり、実際の販売時間は短かくなってしまったが、初日販売としてはまずまずの実績」という声が大勢を占めた。また、通信販売会社でも、「Windows98を上回る実績で好調」と、発売前の冷めた雰囲気とは逆に販売実績が順調なことを裏付けるコメントが多くあがっている。

 各メーカーからのWindows Me搭載モデルが出揃わなかったことや大掛かりなイベントが少なかったことでお祭り的な盛り上がりはなかったが、OSのパッケージ販売としては好調な滑り出しといえるだろう。

 
コンピュータの週刊専門紙である「BCN」(BUSINESSコンピュータニュース)を発行する株式会社コンピュータ・ニュース社は、東名阪のパソコン大手販売会社9社(エイデン、グッドウィル、コンプ100満ボルト、コンプマート、CSKエレクトロニクス=T・ZONE、スタンバイ、ソフマップ、九十九電機、ニノミヤ=50音順)288店舗の日次販売データをデイリーで収集し配信するBCNランキングを公表しています。このデータをもとに、BCNの市場調査部門であるBCN総研ではPCリテール市場の動向分析を行っています。

本件に関するお問い合わせは下記にお願いします。

株式会社BCN
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