プレスリリース

人気高まる「Crusoe」搭載ノート 購入希望者は60%超

プレスリリースPDF版

人気高まる「Crusoe」搭載ノート
購入希望者は60%超


 株式会社BCN(本社:東京都文京区、代表取締役社長 奥田喜久男)の市場調査部門であるBCN総研は、米トランスメタ社の省電力CPU「Crusoe」を搭載したノートPCの購入意欲調査を実施した。その結果、60%以上が購入に意欲的な姿勢を示していることが明らかとなった。購入したい製品では、ソニーの「VAIO C1」(50.1%)に人気が集中。「Crusoe」搭載機をいち早く市場に投入したことで、他社に一歩先んじた格好となった。

 
図1 Crusoe搭載ノート購入希望率

図1


 「購入したい」と回答したのは、全体の9.4%、「近いうちに購入したい」としたのは、55.8%となった(図1)。60%以上の回答者が、「Crusoe」搭載ノートの購入に意欲的な姿勢を示している。

 
図2 購入したいCrusoe搭載ノートのメーカー

図2


 「Crusoe」搭載機の市場投入で他社に先駆けたのはソニーだ。11月初旬の時点では、同社の「VAIO C1」のみが店頭で購入できる唯一の「Crusoe」搭載機だった。10月のノートPCの売れ筋ランキングでは、VAIO C1の「PCG-C1VJ/BP」が4位、「PCG-C1VJ」が5位と早くも上位に食い込んでいる。

 そのためか購入に意欲的な回答者に対し、「どこのメーカーのノートが欲しいか」と質問したところ、全体で50.1%がソニーと回答している(図2)。もともとノートには強いソニーだが、いち早く市場に製品を投入したことで、強みをさらに強固なものとした感がある。

 今後、NEC、富士通、日立製作所の「Crusoe」搭載機が登場し、さらに、SOTECやカシオ計算機など他メーカーが参入してくることで、状況はかなり変わってくるだろう。「Crusoe」搭載機が年末商戦の台風の目になる可能性は高い。

 
コンピュータの週刊専門紙である「BCN」(BUSINESSコンピュータニュース)を発行する株式会社コンピュータ・ニュース社は、東名阪のパソコン大手販売会社9社(エイデン、グッドウィル、コンプ100満ボルト、コンプマート、CSKエレクトロニクス=T・ZONE、スタンバイ、ソフマップ、九十九電機、ニノミヤ=50音順)316店舗の日次販売データをデイリーで収集し配信するBCNランキングを公表しています。このデータをもとに、BCNの市場調査部門であるBCN総研ではPCリテール市場の動向分析を行っています。

株式会社BCN
113-0033 東京都文京区本郷3-18-14 本郷ダイヤビル6F
TEL 03-4236-5200   FAX 03-3818-3006

本件に関するお問い合わせは下記にお願いします。
株式会社BCN  谷古宇 浩司
 
これまでに配信したリリース一覧はこちら
プレスリリース一覧