「BCN Award 2001」表彰式を開催
パソコン関連商品65部門の国内ナンバーワン・ベンダーを発表
コンピュータ・ニュース社(本社・東京都文京区、社長奥田喜久男)は、1月30日、東名阪の大手パソコン販売店316店舗のPOSデータ集計にもとづいてパソコン関連商品65部門でのナンバーワン・ベンダーを選ぶ「BCN Award 2001」を発表した。実売台数という客観的な指標に基づくAwardは国内では唯一のものであり、昨年の「BCN Award 2000」に引き続き、第2回目の開催となる。デスクトップPC部門ではNEC、ノートPC部門ではソニーが受賞したが、昨年の結果と比較すると、部門によって受賞社の入れ替わりが著しく、激しいシェア競争を反映する結果となった。
「BCN Award」は大手PC専門ショップ9社316店舗のPOSデータ統計を作成する同社が技術革新の激しいパソコン産業において、有力、新興メーカーが等しく消費者の支持のもとに正当な評価を与えられる場とすることを目的に主催、電子情報技術産業協会(JEITA)、日本コンピュータシステム販売店協会、などPC業界主要5団体が後援している。選考にあたっては、会津大学・池田誠教授、つくば国際大学・大野_郎教授、濱田松本法律事務所・辛島睦弁護士、高知工科大学・水野博之教授の4人の学識者からなる認証委員会を設置し、第3者が公正な選考を検証できる仕組みを設けている。
表彰対象は、デスクトップPC、ノートPCのほか、プリンタ、携帯情報端末、デジタルカメラ、ディスプレイなど、65カテゴリ。2000年1月から12月までの販売台数第1位のベンダーを表彰した。
主な受賞社は、デスクトップPC部門がNEC、ノートPC部門がソニー、携帯情報端末部門がシャープ、ディスプレイ部門がNEC三菱電機ビジュアルシステムズとなっており、複数受賞を含め、43社がアワードを受賞した。最多受賞は、アイ・オー・データ機器、メルコ、マイクロソフトの6部門受賞となっている。
なお、「BCN Award 2001」表彰式は1月30日(火)青山ダイヤモンドホールで開催され、業界関係者約140人が出席した。
●「BCN Award 2001」後援団体(50音順)
社団法人 コンピュータソフトウェア著作権協会
社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)
社団法人 日本コンピュータシステム販売店協会
社団法人 日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会
社団法人 パーソナルコンピュータユーザ利用技術協会
●「BCN Award 2001」協力企業(50音順)
株式会社 インプレス
株式会社 オリコン
株式会社 コンパス
株式会社 東洋経済新報社
株式会社 日本実業出版社
ヤフー 株式会社
株式会社 リクルート
表1.BCN Award各部門の受賞社一覧

