プレスリリース

2001年のデジタルカメラ市場 前年比80%増の536万台に

プレスリリースPDF版

2001年のデジタルカメラ市場
前年比80%増の536万台に


 株式会社BCN(本社・東京都文京区、社長奥田喜久男)の市場調査部門であるBCN総研は、2000年暦年(1月~12月)の国内店頭市場におけるデジタルカメラの販売実績と2001年の市場予測を発表した。

 2000年の販売実績は、前年比120.1%増の297.8万台と2倍以上の成長となった。2001年も拡大基調が続き、前年比80%増の536万台に達するとBCN総研では見込んでいる(図1)。

 
図1 四半期別デジタルカメラの国内市場

図1


 BCNランキングをもとに算出した2000年暦年(1月~12月)の国内店頭市場におけるデジタルカメラ(以下「デジカメ」)市場は、台数ベースで前年比120.1%増の297万8000台に達した。金額ベースでは、1万円を下回る低価格デジカメの登場で台数に比べると伸び率は低いものの、同 104.4%増の1415.4億円となった。高性能でコンパクトな機種と超低価格機種とに二極分化したことに加え、「iモード」や「PlayStation」などPC以外の製品との連携を強化した機種や、MP3再生機能の付加した機種など、新たな付加価値をもった機種の登場が、顧客層の幅を広げ、市場拡大を後押しした。

 2001年第1四半期も、ハイスペック機種の投入などにより引き続き好調を維持し、台数で前年同期比203.0%増の125万3000台、金額で同172.7%増の581億円に達する見通しである(図1)。

 2001年暦年では、携帯電話や携帯情報端末にデジカメ機能を搭載した製品の登場や、デジタルビデオカメラの画質や機能向上の影響で、市場の伸びは鈍化すると見込まれるものの、解像度の向上や低価格デジカメ市場の活性化によって、台数で前年比80%増の536万台、金額で同58.3%増の2240億円まで拡大するとBCN総研では見込んでいる。

 
コンピュータの週刊専門紙である「BCN」(BUSINESSコンピュータニュース)を発行する株式会社コンピュータ・ニュース社(本社・東京都文京区、社長奥田喜久男)は、東名阪のパソコン大手販売会社13社(エイデン、大塚商会=αランド、グッドウィル、コンプ100満ボルト、コンプマート、CSKエレクトロニクス=T・ZONE、上新電機、スタンバイ、ソフマップ、九十九電機、ビックパソコン館、ニノミヤ、ワンダーコーポレーション=50音順)5652店舗の日次販売データをデイリーで収集し配信するBCNランキングを公表しています。このデータをもとに、BCNの市場調査部門であるBCN総研ではPCリテール市場の動向分析を行っています。

株式会社BCN
113-0033 東京都文京区本郷3-18-14 本郷ダイヤビル6F
TEL 03-4236-5200   FAX 03-3818-3006

本件に関するお問い合わせは下記にお願いします。
株式会社BCN  井門 由香
 
これまでに配信したリリース一覧はこちら
プレスリリース一覧