プレスリリース

絶好調の「MI-E1」 シャープを第1四半期のトップベンダーに導く

プレスリリースPDF版

絶好調の「MI-E1」
シャープを第1四半期のトップベンダーに導く


 コンピュータ・ニュース社(本社・東京都文京区、社長・奥田喜久男)の市場調査部門であるBCN総研は、BCNランキングにより集計した2001年第1四半期(1月~3月)のPDAの売れ筋トップ10とベンダーシェアを発表した。昨年末に発売された新型ザウルス「MI-E1」が圧倒的な人気を集め、シャープが23.5%でトップシェアを獲得した。

 
図1 2001年第1四半期のPDA売れ筋トップ10

図1


 2000年のPDA市場は、ハンドスプリング、パームコンピュータリング、ソニーなどのパームOS勢の参入により、ベンダーシェアが大きく変動、激動の1年となった。その状況が昨年12月15日の「MI-E1」発売でがらりと変わった。「MI-E1」は、2001年1月に17.3%のシェアを獲得し、並み居る競合を抑えてトップとなった。1月以降も2月、3月と順調に売れつづけ、3月には24.6%と3ヵ月連続トップを獲得、新型ザウルスの人気は衰えをみせていない。

 「MI-E1」は、今までのサウルスシリーズで培ったノウハウに加え、ビデオ、音楽などの最新機能を盛り込み、PDAの活用シーンの拡大を実現している。また、スライド式のキーボードも好評を得た。この「MI-E1」が大きな原動力となり、シャープは第1四半期のトップベンダーとなった。

 
図2 2001年第1四半期のPDAベンダーシェア10

図2


 そのシャープを追撃するのがパームOS勢だ。ハンドスプリングが2位(17.5%)、パームコンピューティングが3位(11.5%)と好調。4月に発売されたソニーのNEW「CLIE」も順調な滑り出しをみせており、第2四半期でのパームOS勢の追い上げに拍車がかかりそうだ。
 機種別では、NTTドコモのシグマリオンが2位、ヒューレットパッカードのJornadaが7位に入っており、WindowsCE勢も健闘している。

 新機種の登場で、スケジュール管理、メモ、アドレス管理に留まらず、音楽、ビデオとますます生活シーンに身近になったPDAは、2001年暦年でも更に大きな伸びをみせると思われる。

 
コンピュータの週刊専門紙である「BCN」(BUSINESSコンピュータニュース)を発行する株式会社コンピュータ・ニュース社(本社・東京都文京区、社長奥田喜久男)は、東名阪のパソコン大手販売会社13社(エイデン、大塚商会=αランド、グッドウィル、コンプ100満ボルト、コンプマート、CSKエレクトロニクス=T・ZONE、上新電機、スタンバイ、ソフマップ、九十九電機、ビックパソコン館、ニノミヤ、ワンダーコーポレーション=50音順)562店舗(2001年4月1日現在)の日次販売データをデイリーで収集し配信するBCNランキングを公表しています。このデータをもとに、BCNの市場調査部門であるBCN総研ではPCリテール市場の動向分析を行っています。

株式会社BCN
113-0033 東京都文京区本郷3-18-14 本郷ダイヤビル6F
TEL 03-4236-5200   FAX 03-3818-3006

本件に関するお問い合わせは下記にお願いします。
株式会社BCN  北村 憲正
 
これまでに配信したリリース一覧はこちら
【関連ページ】
・BCNランキングについて
プレスリリース一覧