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24.6%のインターネットユーザーがブロードバンド接続を利用

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24.6%のインターネットユーザーがブロードバンド接続を利用


 株式会社BCN(本社・東京都文京区、社長・奥田喜久男)の市場調査部門であるBCN総研の調べによると、家庭でのインターネット接続でブロードバンド環境を実現しているユーザーがすでに24.6%に達していることがわかった。昨年末から急速に加入者が増えているADSLや、ケーブルテレビの普及のが大きく影響し、ブロードバンド環境に対するニーズは確実に高まっている。

 
図1 家庭でのインターネット接続方法

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図2 家庭内LANの構築状況

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 BCN総研がホームページ上で行ったアンケート調査(調査期間:5月10日~14日、有効回答数:686人)によると、家庭でのインターネット接続環境では、ISDN接続(フレッツISDNを含む)が44.1%を占め、主流となっているが、CATVやADSLを使いブロードバンド環境を整えているユーザーが24.6%もいることが明らかになった。ブロードバンドユーザーの利用回線の内訳は、ケーブルテレビが16.2%、ADSLが5.8%、専用線が2.6%となっている(図1)。このブロードバンドユーザーの73.8%がパソコン歴5年以上のベテランユーザーとなっており、先進ユーザーを中心にブロードバンド環境が普及しはじめていることは明らかだ。この先進的なユーザーは、LANにも関心が高く、ブロードバンドユーザーの42.0%が家庭でLAN環境を構築している(図2)。また、ブロードバンドユーザー以外でも家庭内LANに対する注目度は高く、家庭内LAN未構築ユーザーの60.7%が LAN構築に興味を示している。

 ブロードバンドの普及や家庭内LANのニーズの高まりで、ルーターの販売も伸びている。現在のルーターの売れ筋トップはメルコのブロードバンド対応無線ルーター「AirStation(WLS-L11S-L)である。今年2月の発売後、好調に推移し、3月(12.2%)、4月(11.4%)と首位を獲得している。ブロードバンド対応と無線という特色が人気の要因となっているが、こうした製品の登場が相乗効果を生み、ブロードバンドや家庭内LANの普及を後押ししている可能性は高い。

 
コンピュータの週刊専門紙である「BCN」(BUSINESSコンピュータニュース)を発行する株式会社BCN(本社・東京都文京区、社長・奥田喜久男)は、東名阪のパソコン大手販売会社13社(エイデン、大塚商会=αランド、グッドウィル、コンプ100満ボルト、コンプマート、CSKエレクトロニクス=T・ZONE、上新電機、スタンバイ、ソフマップ、九十九電機、ビックピーカン、ニノミヤ、ワンダーコーポレーション=50音順)562店舗(2001年4月1日現在)の日次販売データをデイリーで収集し配信するBCNランキングを公表しています。このデータをもとに、BCNの市場調査部門であるBCN総研ではPCリテール市場の動向分析を行っています。

株式会社BCN
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株式会社BCN  北村 憲正
 
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