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CD-R/RW対応モデルが好調で携帯オーディオプレイヤー市場が急拡大

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CD-R/RW対応モデルが好調で
デジタル携帯オーディオプレイヤー市場が急拡大


 株式会社BCN(本社・東京都文京区、社長・奥田喜久男)の市場調査部門であるBCN総研の調べによると、MP3、ATRAC3、WMAなどの圧縮データを再生できるデジタル携帯オーディオプレイヤーの販売が急速に拡大、ソリッドオーディオとCD-R/RW対応プレイヤーに売れ筋が二極化しはじめていることがわかった。最近は、パソコンの活用方法がひろがり、音楽編集を行うユーザーが増えていることから、収録容量が多く、メディアが安いCD-R/RW対応プレイヤーに人気が集中、需要が大きく変化しはじめている。

 
図1 デジタル携帯オーディオ主要機種のシェア推移

図1
 
図2 対応メディア別販売構成比率

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 2000年12月からデジタル携帯オーディオプレイヤーの販売が急速に伸びはじめ、2001年5月には台数ベースで前年同月比168.4%増、金額ベースで150.3%増を記録した。

 この市場拡大に大きく貢献しているのが、CD-R/RW対応プレイヤーである。これまでは、コンパクトで軽量なソリッドオーディオがデジタル携帯オーディオプレイヤー市場の中心であったが、3月にソニックブルーから「RioVolt」が発売されたのを機に、CD-R/RW対応プレイヤーの販売量が急速に伸びはじめた。「RioVolt」は、4、5月と2ヵ月連続で機種別販売台数シェアトップを獲得(図1)。4月にはケンウッドから同タイプの「DPC-MP-727」が発売され、CD-R/RW対応プレイヤーの販売比率は約4割に達している(図2)。

 メモリスティックやスマートメディアなどの記録媒体を使用するソリッドオーディオに比べて、10倍以上の曲数が収録可能であることが、CD-R/RW対応プレイヤーが人気を集めている要因といえるが、CD-R/RW搭載パソコンの普及で、音楽編集を行うユーザーが増えた影響も大きいといえるだろう。

 
コンピュータの週刊専門紙である「BCN」(BUSINESSコンピュータニュース)を発行する株式会社BCN(本社・東京都文京区、社長・奥田喜久男)は、東名阪のパソコン大手販売会社13社(エイデン、大塚商会=αランド、グッドウィル、コンプ100満ボルト、コンプマート、CSKエレクトロニクス=T・ZONE、上新電機、スタンバイ、ソフマップ、九十九電機、ビックピーカン、ニノミヤ、ワンダーコーポレーション=50音順)562店舗(2001年4月1日現在)の日次販売データをデイリーで収集し配信するBCNランキングを公表しています。このデータをもとに、BCNの市場調査部門であるBCN総研ではPCリテール市場の動向分析を行っています(6月より、第2、第4金曜日発表となります)。

株式会社BCN
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株式会社BCN  北村 憲正
 
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