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インターネットショッピング経験者、8割を突破

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インターネットショッピング経験者が 8割を越える


 株式会社BCN(本社:東京都文京区、代表取締役社長 奥田喜久男)の市場調査部門であるBCN総研の調べで、インターネットでショッピング経験があるユーザーは8割以上に達していることがわかった。今回実施したアンケート調査によると、2001年に入ってから急激に利用経験者が増えている。インターネットショッピングは、PC普及がもたらした新しい通信販売の一形態として、利用が拡大傾向にあるとみられる。

 
図1 インターネットショッピングの利用経験

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図2 初めてインターネットショッピングをした時期

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 BCN総研がホームページ上で行ったアンケート調査(調査期間:9月7日~12日、有効回答数:1,208人)によると、今までにインターネットショッピングの経験があるユーザーは83.9%に達した(図1)。この結果をカタログやテレビでの通信販売利用経験別にみると、通信販売経験者の87.9%がインターネットショッピングを利用しているのに対し、未経験者では65.6%にとどまっている。通信販売経験者はインターネットショッピングに抵抗が少なく、積極的に利用しているとみられる。

 初めてインターネットショッピングを利用した時期では「2001年1月~8月」(24.6%)が最も多く、次いで「2000年1~6月」が 17.9%となった(図2)。全体的にみると利用者は年々増加、2000年以降は大幅に伸びており、インターネットショッピングはここ1~2年で一気に盛り上がってきていると考えられる。

 
図3 インターネットショッピングの不満点(複数回答)

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 インターネットショッピングに際して利用者が感じる問題では「送料負担が大きいこと」(75.9%)が最も多く挙げられた(図3)。次いで「商品が写真ではよくわからないこと」(55.2%)、「個人情報の管理体制」(49.3%)が挙げられた。どこからでも製品を購入できることがインターネットショッピングの醍醐味であるが、その手軽さゆえに、発生する送料に対して不満が大きいようだ。

 
■回答者のプロフィール
「調査期間」/2001年9月7日~12日
「調査方法」/ホームページ「WebBCN」上でのアンケート
「有効回答数」/1.208人
「年齢」/20歳未満2.7% 20歳以上30歳未満27.0% 30歳以上40歳未満47.8% 40歳以上50歳未満19.8% 50歳以上2.7%
「PC歴」/1年未満3.0% 1~3年未満26.5% 3~5年未満16.2% 5~10年未満27.2% 10~15年未満14.0%  15~20年未満8.2% 20年以上4.9%
 
BCN総研は、東名阪のパソコン大手販売会社13社(エイデン、大塚商会=αランド、グッドウィル、コンプ100満ボルト、コンプマート、CSKエレクトロニクス=T・ZONE、上新電機、スタンバイ、ソフマップ、九十九電機、ニノミヤ、ビックピーカン、ワンダーコーポレーション=50音順)567店舗(2001年9月30日現在)の日次販売データをデイリーで収集し配信するBCNランキングを公表しています。このデータをもとに、PCリテール市場の動向を分析したニュース配信を行っています(毎月第2、第4金曜日の発行となります)。

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