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第4四半期のPC全体におけるベンダーシェアはソニーがトップ

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第4四半期のPC全体におけるベンダーシェアはソニーがトップ


 株式会社BCN(本社:東京都文京区、代表取締役 奥田喜久男)の市場調査部門であるBCN総研では第4四半期(2001年10月~12月)におけるPCの販売台数とベンダーのシェアを集計した。この結果、ベンダーシェアではデスクトップ、ノートともにソニーがトップシェアを獲得した。機種別ではソニーの「VAIO NOTE FX PCG-FX55S/BP」が2.6%でトップとなるなど上位をノートが独占した。

 
表1 2001年第4四半期PC全体の機種別販売台数シェア(上位10機種)

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 BCNランキングにおける第4四半期のPC全体の機種別販売台数シェアを集計したところ、上位10機種のうち7機種がノートであった(表1)。全体におけるタイプ別の比率はデスクトップが40.8%にノートが59.2%となり、ノートが第4四半期の市場を牽引したことがうかがえる。

 
図1 2001年第4四半期PC全体のベンダーシェア

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 ベンダーシェアをみてみるとPC全体ではソニーが28.9%でトップとなり、次いでNECが20.0%、富士通が16.2%、アップルが9.7%の順となった(図1)。第3四半期(2001年7月~9月)と比較するとソニー以外のほとんどのベンダーがシェアを下げている。今年の年末商戦はソニーの好調が際だっていた。

 
図2 デスクトップのベンダーシェア

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図3 ノートのベンダーシェア

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 次に、タイプ別にみるとデスクトップではソニーが30.5%でトップシェアを獲得、第3四半期でトップだったNECが23.9%の2位に後退した(図2)。ノートでも、2位のNECに10.6ポイントの差をつけてソニーが27.8%でトップを獲得した(図3)。

 機種別シェアをみると、ソニーは「VAIO NOTE」だけでなく、「VAIO LX」や「VAIO J」などデスクトップ製品も上位にランクインしている。「VAIO」ブランドが多くのユーザーに認知されたことのあらわれといえるだろう。

 
BCN総研は、東名阪のパソコン大手販売会社12社(エイデン、大塚商会=αランド、グッドウィル、コンプ100満ボルト、コンプマート、CSKエレクトロニクス=T・ZONE、上新電機、ソフマップ、九十九電機、ニノミヤ、ビックピーカン、ワンダーコーポレーション=50音順)549店舗(2001年11月1日現在)の日次販売データをデイリーで収集し配信するBCNランキングを公表しています。このデータをもとに、PCリテール市場の動向を分析したニュース配信を行っています(毎月第2、第4金曜日の発行となります)。

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株式会社BCN  森 英二
 
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