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2004年の年賀状作成に関する調査 PCユーザーの9割がPCで年賀状作成

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2004年の年賀状作成に関するアンケート調査
PCユーザーの9割がパソコンで年賀状を作成


 株式会社BCN(本社:東京都文京区、代表取締役 奥田喜久男)の市場調査部門であるBCN総研がweb上で2004年の年賀状作成に関するアンケート調査を行ったところ、年賀状を出す予定である人のうち9割が、年賀状の作成にPCを利用すると回答した。
 年賀状作成に利用するソフトとしては「ハガキ作成ソフト」が約7割に達した。しかし裏面(本文)のみの作成には「イラスト作成ソフト」や「年賀状用ムック・雑誌等に付属のソフト」などハガキ作成ソフト以外の比率も高かった。またBCNランキングによると、ハガキ作成ソフトの売れ筋上位メーカーの顔ぶれは昨年に比べると増えている。年賀状作成におけるPC利用が定着したことで、関連ソフトの年賀状需要をめぐる争奪戦は激化している。

 
図1 年賀状作成におけるPCの利用意向

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 本調査は、年賀状を出す予定である人を対象にWeb上でアンケート調査を行った。
 その結果、年賀状の作成におけるPCの利用意向については、「宛名・裏面(本文)とも手書きのみ」という回答は9.0%にとどまり、約9割が宛名や裏面(本文)の作成にPCを利用する意向を示した(図1)。

 
図2 年賀状の裏面(本文)デザインのメインとなるもの

図2


 裏面(本文)のデザインのメインに利用するものとしては「干支のイラスト」が47.5%と最も高かったが、「子供の写真」「家族の写真」など写真を利用するとした回答も多かった(図2)。なお、年賀状作成時のデジカメ利用意向も約4割に達し、今後もデジカメの需要増を背景に写真の利用意向は高まると予想される。

 
図3 PCの利用意向別主に利用するPCソフト

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 また、年賀状作成に利用するソフトとしては「ハガキ作成ソフト」が66.5%と約7割を占めた(図3)。これをPCの利用意向別にみると、「宛名のみPCを使う」、「宛名・裏面ともPCを使う」とした人は「ハガキ作成ソフト」が7割を占めたが、「裏面(本文)にのみPCを使う」という人では「イラスト作成ソフト」や「年賀状用ムック・雑誌等に付属のソフト」など、「ハガキ作成ソフト」以外のソフトの利用意向も高かった。

 
図4 「ハガキ作成ソフト」メーカーシェア(本数ベース)比較

図4


 BCNランキングで「ハガキ作成ソフト」の9月第3週から10月第3週までの5週間のメーカーシェアをみると、今年は昨年に比べて上位にランクインしているメーカーの数が増えている(図4)。年賀状需要をめぐる争奪戦は昨年にも増して激化しているといえる。同期間の販売動向をみると、本数ベースで前年同期比73.0%、金額ベースで同73.0%と出足は鈍い。しかし、需要のピークは12月(2002年は12月第3週)でありこれからが本番となる。年末商戦を賑わす商材として今後の販売動向が注目される。

 
■調査概要
調査期間:2003年9月17日~22日
調査方法:弊社ホームページ(WebBCN)上でのアンケート
有効回答:2,586件

■回答者のプロファイル
性別:男性58.6%、女性41.4%
年齢(平均年齢40.5歳):20歳未満0.8%、20~30歳未満10.8%、30~40歳未満36.9%、40~50歳未満35.3%、50~60歳未満11.9%、60歳以上4.3%
PC利用歴(平均8.9年):1年未満0.1%、1~3年未満6.8%、3~5年未満20.4%、5~7年未満19.6%、7~10年未満14.7%、10年以上38.4%
 
BCN総研は、東名阪のパソコン大手販売会社14社(エイデン、大塚商会、グッドウィル、コンプ100満ボルト、さくらや、上新電機、ソフマップ、九十九電機、T・ZONE DIY、デンコードー、ニノミヤ、ピーシーデポコーポレーション、ビックカメラ、ラオックス=50音順)674店舗(2003年9月現在)の日次販売データをデイリーで収集し配信するBCNランキングを公表しています。このデータをもとに、PCリテール市場の動向を分析したニュース配信を行っています。

株式会社BCN
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本件に関するお問い合わせは下記にお願いします。
株式会社BCN 井門 由香
 
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