「はがき・毛筆ソフト」好調 2000年11月はビジネスソフトの約30%を占める販売本数比を記録
株式会社BCN(本社:東京都文京区、代表取締役社長 奥田喜久男)の市場調査部門であるBCN総研は、11月の店頭ビジネスソフト市場において「はがき・毛筆ソフト」が約30%の販売本数比率を記録、年末商戦に向け、好調な推移を辿っていると発表した。「はがき・毛筆ソフト」のカテゴリーでは、クレオは、週次、月次データともに、50%前後のシェアを獲得、トップを維持している。さらに、全ビジネスソフトを対象としたベンダーシェア(本数ベース)でも、11月はクレオがマイクロソフト(12.7%)を抜き、 15.1%でトップとなった。
図1 ビジネスソフトのカテゴリー別構成比率推移(本数・月次)


例年、「はがき・毛筆ソフト」は、年末商戦向けの製品が揃い始める10月から伸び始める。図1は、ビジネスソフトのカテゴリー別販売本数構成比率だが、9月の時点で1.9%に過ぎなかった「はがき・毛筆ソフト」が10月で16.4%に拡大、11月には28.6%とビジネスソフトでは、最大の販売ボリュームを獲得している。
図2 11月の「ハガキ・毛筆ソフト」におけるベンダーシェア(本数)


「はがき・毛筆ソフト」のカテゴリーでトップシェアを維持しているのがクレオだ。11月の「はがき・毛筆ソフト」におけるベンダーシェアで50.3%でトップシェアを獲得(図2)。週間データでも、50%前後でトップシェアを維持し続けている。さらに、11月の全ビジネスソフトを対象としたベンダーシェアでは、マイクロソフト(12.7%)を押さえて、15.1%でトップを獲得するなど、非常に好調である。
12月は年末商戦本番ということもあり、クレオのシェアおよび「はがき・毛筆ソフト」の販売本数構成比率もさらに伸びていくだろう。
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