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NTTドコモ「カメラ付き携帯」が504iシリーズを上回り、ランキングトップに

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NTTドコモ「カメラ付き携帯」が
504iシリーズを上回り、ランキングトップに


 株式会社BCN(本社:東京都文京区、代表取締役社長 奥田喜久男)の市場調査部門であるBCN総研は、「BCNランキング」から、携帯電話市場の販売動向を集計した。その結果、2002年6月第3週(6月17日~23日)はNTTドコモの新製品がランキング上位を独占。その中でもカメラ付き携帯端末「SH251i」は、新作の出揃った504iシリーズ各端末を上回り、トップに立った。新製品の発売攻勢により、NTTドコモのベンダーシェアは6割を超え、競合他社との差は拡大している。

 
表1 携帯電話ランキング(6月17日~23日)

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 BCNランキングによると、2002年6月第3週(6月17日~6月23日)の携帯電話市場において、NTTドコモの新機種がランキング上位を独占した。また、同社初のカメラ付き「iショット」対応端末となる「SH251i」は、504iシリーズの各端末を上回りトップになるなど好調な出足を見せている。

 504iシリーズは、「サクサクショック」をキャッチフレーズに、「28.8kbpsの高速通信」、「iアプリのコンテンツサイズ拡大」など前作503iシリーズからの様々な機能追加や向上が主な特徴となる。一方、「SH251i」は「写真を撮る、送る」というシンプルだがインパクトの強い特徴を持つ。今回のランキング結果は、ユーザーベネフィットの「わかりやすさ」の点で「カメラ付き携帯」の訴求が優位に立ち、人気が集まったものとみられる。

 「iショット」サービスによる画像メール送受信の仕組みは、先行するJ-フォン「写メール」とは異なる点が多い。ユーザーがこの相違点をどう評価するかが、今後の「iショット」対応端末の行方を左右すると思われる。また、504iシリーズは、機能の豊富さや高速通信のメリットをいかに訴求していくかが市場拡大のポイントとなろう。

 
図1 携帯電話ベンダーシェア推移(週次、販売台数ベース)

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 なお、「SH251i」は6月1日よりNTTドコモ(中央)から発売。また、504iシリーズも6月中に5機種が出揃い、全ての新機種が全国各地で順次発売された。これに伴い、5月第3週(5月13日~5月20日)時点で5割を下回っていたNTTドコモのベンダーシェアは週毎にポイント増を重ね、6月第3週時点では6割を超え競合他社との差は拡大している。

 
BCN総研は、東名阪のパソコン大手販売会社12社(エイデン、大塚商会=αランド、グッドウィル、コンプ100満ボルト、コンプマート、T・ZONE.、上新電機、ソフマップ、九十九電機、ニノミヤ、ビックピーカン、ワンダーコーポレーション=50音順)522店舗(2002年04月01日現在)の日次販売データをデイリーで収集し配信するBCNランキングを公表しています。このデータをもとに、PCリテール市場の動向を分析したニュース配信を行っています(毎月第2、第4金曜日の発行となります)。

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